2.真逆の服を買うこと
大人になると、自分から積極的に行動しない限り、
会う人も行く場所も、なんでもワンパターンになってしまうものです。
このワンパターンがずっと心地よければいいのですが、
ある日突然心地悪さ、いわゆる違和感を感じるきっかけが、
大人になれば、誰にでも訪れます。
この違和感を放っておいたまま、
いつものパターンを変えないままいることが、
“何を買っても変わらない自分”の原因です。
違和感を感じるきっかけは、
自分自身に関して言うと、年齢だったり、体型だったり、好みの変化があげられます。
しかしながら、自分自身のそういった“現実の変化”を受け入れることができないままいる。
つまり、過去の自分に執着したまま“今”を変えないままいることで、
悪い意味で“変わらない自分”にしかならない服を買い続けることになるのです。
または、周りの変化を受け入れることができないパターンも、多くあったりします。
これはどういうことなのかというと、
何年も買っていた洋服のブランドが、もう好みではないと思いつつも店員さんに悪いと思って、買うお店を変えられないといったことや、
ずっと同じお店で買ってきたから、もう似合わないと思っていても、
いざどこで買えばいいのか分からないから、買うお店を変えられない、といったことが挙げられます。
周りの変化を受け入れることができないまま、不満の残る服を買うことは自分が素敵になることよりも、買っていたお店や好意にしていた店員さんにいい顔されることを選んでいるということなのです。
あなたは、何のために服を買っているのでしょう?
“自分が素敵になるために”ではありませんか?
自分が変わらなければ、何も変わりません。
服の買い方だって同じなのです。
いつもと同じ買い方を続けていても、何も変わらないのです。
変えたいなら、一気に行動を変える。それも真逆。
何十年も通い続けた美容院を、思い切って変えた時、
見た目だけでなく心境の変化がどっと訪れるように、
自分の習慣を、思い切って変えることは、
何よりも自分が変わる転機となるのです。